2011年度 第1回 日本画像学会技術研究会(通算第110回)
インクジェット技術部会
『インクジェット温故知新』 〜インクジェット黎明期に技術革新はいかにしてなされたか〜
「コンシューマー市場向けのマーキング技術として成熟を迎えたインクジェット技術は,次なる発展ステージにどう進化していくべきか,次のステージではインクジェット技術に何が求められているのか?」 日本画像学会インクジェット技術部会では過去数年,この命題に焦点を当て研究会を開催してまいりました. 今回はインクジェット黎明期に多くの技術課題の解決や市場要求に応えるため活躍されたDeep Peopleに,実体験を通じて得られた研究・開発〜商品化に取り組む姿勢,考え方そしてエピソードをお話しいただきます. 本研究会を通じて,若手技術者を始め,今後のインクジェットを担う参加者が何かを感じ,インクジェット技術をさらに進化させ,新しい市場・事業を切り開く研究・開発への意欲を益々掻き立てられる事を期待します.多数の方のご参加をお待ちしております。
□開催日時: | 2011年9月22日(木) 10:00〜17:00
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□場所: | 日本化学会 化学会館 ホール(7F)
〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台 1-5 Tel: 03-3292-6161
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□座席定員: | 120名 |
□参加費: | 会員 6,000円、非会員 9,000円、学生 2,000円(カラー予稿集、CD-Rを含む) 会場にて当日お支払いください.会員の方は会員証、維持会員の方は維持会員証を、学生の方は学生会員証または学生証をご提示ください。 |
□参加申込: |
Webによる参加申し込み受付中
下記の2011年度第1回ISJ技術研究会(第110回)申し込みサイトから事前に申し込みをお願致します。
《会員用申し込みサイト》
《維持会員用申し込みサイト》
《非会員用申し込みサイト》
会員のID/PW(会員番号:日本画像学会会員No / パスワード:会員情報管理システム用パスワード(※お忘れの方は こちら) 維持会員はPWは必要ありません)
当日は参加証(参加申し込み【○○】登録完了通知)をご自身で印刷し、受付に提示ください。
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プログラム
10:00-10:10 | 開会の挨拶 |
10:10-11:10 | ●バブルジェット開発ストーリー (〜BJにかけた夢〜) |
| 太田徳也氏 (IJ-DynamiX):1978年よりキヤノン(株)中央研究所にてインクジェット技術の研究開発と事業化に携わった。インクジェット技術の先駆者の一人。 |
11:10-12:10 | ●なぜエプソンはインクジェットの商品化に成功したのか |
| 小藤治彦氏 (インクジェット・ジェーピー): 1978年より現在のセイコーエプソン(株)にて圧電型IJの開発および商品化に携わった。マッハジェット,薄膜ピエゾヘッドの基本技術の発明者。 |
12:10-13:10 | - 昼休み (60分) |
13:10-14:10 | ●基礎研究から製品開発までを通して得たもの,感じたこと (〜IJペーパー開発ほか〜) |
| 阿部隆夫氏 (信州大学): コニカ(株)にて写真感光材料,ワープロ用インクリボン,IJペーパー,染料熱転写記録材料等多くの記録材料の基礎研究〜製品開発に携わった。 |
14:10-15:10 | ●創世期の日本のインクジェットにおいて材料の課題,活動,果たした役割 |
| 野口弘道氏 (エスアイアイ・プリンテック): インクジェットの創世期において,主にキヤノン(株)にて光化学,顔料と染料の色素の科学をIJ技術に活用する事を通じて商品化に貢献した。 |
15:10-15:25 | - 休憩 (15分) - |
15:25-16:25 | ●連続噴射型インクジェット記録装置の開発と要素技術 |
| 武藤正行氏 (エーオー技研) : 旧ミノルタカメラ(株),シルバー精工(株)にて静電型および連続噴射型インクジェットプリンタの開発に従事した.連続噴射型IJの先駆者の一人。 |
16:25-16:55 | ●インクジェット技術進化の総括(藤井:インクジェット技術部会) |
16:55-17:00 | 閉会の挨拶(インクジェット技術部会) |
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企画,運営:
日本画像学会 技術委員会 インクジェット技術部会
一般社団法人 日本画像学会
The Imaging Society of Japan, ISJ
〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5 東京工芸大学内
Tel:03-3373-9576, Fax:03-3372-4414 http//www.isj-imagingorg/isj.html
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