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2012年度 第3回 日本画像学会技術研究会(通算第116回)
トナー技術研究会
『深化する解析技術・進化するトナー技術』
開催趣旨
これまで、それぞれの技術の特徴を生かす形で暗黙のうちに市場の棲み分けをしてきた電子写真技術とインクジェット技術だが、近年は、オフィス、デジタルプロダクション印刷などの様々な市場で、シェアの確保を目指し覇者となるべく技術のせめぎ合いを行うようになってきている. 果たして電子写真技術は、激化する競争に打ち勝ち、覇者として勝ち残っていけるのだろうか。 その鍵となるのは、電子写真に関わる物理現象や材料特性の課題に対するアプローチを定性的な把握から定量的な把握に変え高精度な制御に結実させるための解析技術の進歩であり、また、望まれる機能特性をもつ材料やトナーを作り上げるための材料特性制御技術やトナー技術の進化である. 従って、今回の研究会では、電子写真の基本でありながらいまだ定性的な理解にとどまっているトナーの摩擦帯電やトナーの粉体特性に関して最新の解析モデルや解析技術はどこまで進歩してきているのか、また、トナー技術や粉体特性制御技術はどこまで進化してきているのかということに焦点をあて、それらに関する講演を集めた研究会としました。 皆さまと活発な討論を行うことで、トナー技術に対する理解を深め、技術イノベーションの起点となる研究会としたいと考えております。本研究会への積極的な参加をお願いいたします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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