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2013年度 第2回 日本画像学会技術研究会(通算第118回)
トナー技術研究会
『詳しく知りたい!トナー物性、トナー市場の今、そして将来技術』
開催趣旨
トナー技術は、市場の要求に対応できる特性を持ったトナーを開発し、またその特性を制御する技術、使いこなす技術を開発することで進展してきました。 しかしながら、トナー特性とひとことでいっても、トナーは粉体の集合体であることから、その中には各粉体の固体特性や表面特性、流動性などの空気をも含む粉全体の粉体特性などが含まれ、また、これら物性特性以外にも、電子写真システムへの適合性や製品としての安全性に関わる特性なども含まれます。従って、トナー技術を更に発展させていくためには、市場の要求とその要求に関連するトナー特性を把握し、かつその特性を特性値として計測し、制御していくことが必要となります。 近年、トナー特性の計測技術として走査型プローブ顕微鏡などを用いてトナー粉体表面の特性の観察や計測などが試みられ、また、物理的なトナーの付着力と表面物性値との相関解析などへの適用も試みられています。 そこで、今回の研究会は、電子写真の基本であるトナーの摩擦帯電やトナーの付着力に関するトナー粉体の表面特性の解析技術を詳しく知り、トナー市場の今を詳しく知ることで、今後どのような特性を持ったトナー技術を開発していけばよいかを考え、また、新たな技術領域を考えるために他分野の粉体技術を知るということを目的とし、それらに関する講演を集めた研究会としました。 皆さまと活発な討論を行うことで、トナー技術に対する理解を深め、技術イノベーションの起点となる研究会としたいと考えております。本研究会への積極的な参加をお願いいたします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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